スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間
初めての投稿です。
今回は、私が好きなB級ホラー映画を紹介しようと思います。
スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間(原題:Contracted)
2013年 監督:エリック・イングランド
主演:ナラジャ・タウンゼント
あらすじ
ある夜パーティーで出会った見知らぬ男と一夜限りの関係を持ったサマンサ(ナジャラ・タウンゼント)だったが、その日以来彼女の体は変調をきたし始める。眼球の充血、皮膚ははがれ落ち頭髪に歯も抜け落ち、不安に駆られたサマンサは医者にかかるが原因はわからない。症状は悪化の一途をたどり……。
この映画のいいところはまず、主演女優がとても美人であることです。
そんな美しい女性がどんどん崩れていく様がとても儚く、ゾンビ映画にしてはしっとりとしたものになっています。
主人公サマンサはレズビアンで恋人との関係が上手くいかず、自暴自棄になりパーティで出会った見知らぬ男性と関係を持ってしまいその日を境に身体が腐っていってしまう。
それからの三日間の蝕まれる主人公の身体の変化と人間関係を描いた作品です。
恋人には相手にされないし、身体はおかしくなっていくし、母親の小言には苛立つ。
医者にかかっても首を傾げられるだけで原因なんてわからない。
そんな状況でも、サマンサにとって一番大切なことは男と関係を持ったことを恋人にばれないようにすること。
サマンサに好意を寄せている男友達は手を差し伸べてくれるが、悪態をつき突き放してしまう。
そしてサマンサは、私はひとりぼっちだと泣き叫ぶのでした。
負の連鎖まっしぐらの悲惨なサマンサの三日間。
一番の見所はクライマックス一歩手前、やっと恋人とちゃんと話ができ、仲直りのキスをするのですが、そこで惨劇が!
とても印象的なシーンです。
ラストシーンは、本当にゾンビ映画らしい、B級映画らしい終わり方です。
この映画はびっくりポイントなどはなく、怖いのが苦手な人でも見やすいと思います。
ただグロテスクだったり生々しいシーンが主なので、気持ち悪いものが苦手な人にはオススメしません。
またこの映画は、性病予防の啓発にもなっているのではないかと思います。
誰だって、見知らぬ人と関係を持ったことをきっかけにゾンビになんてなりたくありませんから笑
0コメント